先日紹介しました超保温水筒『N-HEATEX』の保温能力を試験しました。
試験機器
・温調計:UT-52A 横河電機
・TEMPセンサー:Pt100Ω A級(100℃での誤差±0.35℃)
上記ループ状態にて基準温度計0.0℃~100.0℃までの誤差±0.1℃以内であること確認
・自宅の冷蔵庫 5℃程度、触った感じですが風の循環はされていました。
誤差がほとんど無い不良在庫品を製品試験用に改造した温度センサーを使用します
今回試験の水筒(6時間後の保温能力カタログ値)
・アイリスオーヤマ SB-O 600M(70℃以上)家に落ちていた水筒
・ニトリ N-HEATEX 500mL (85℃以上)超保温水筒
・ニトリ N-HEATEX 900mL (90℃以上)超保温水筒
では、沸騰湯を少量入れて水筒を温めた後に沸騰湯を満杯まで入れます。
おっさんヒマだね😊
では沸騰水を入れた水筒を冷蔵庫に入れます。
隣り合っているのが気になりますが冷蔵庫内は風が流れていて、水筒自体、外部に熱がほとんど出てないので影響はほぼないかと思われます。
6時間後に冷蔵庫から取り出し温度を再計測しました。
名称・型式 | SB-O 600M | N-HEATEX | |
---|---|---|---|
メーカー | アイリスオーヤマ | ニトリ | |
容量 | 600mL | 500mL | 900mL |
スタート時 温度 | 98.1 ℃ | 97.8 ℃ | 97.4 ℃ |
6時間後 温度 | 74.0 ℃ | 79.7 ℃ | 88.7 ℃ |
Δ | 24.1 ℃ | 18.1 ℃ | 8.7 ℃ |
N-HEATEX 900mLはカタログ通りの数値で雪山でカップ麺ばっちりです😊
N-HEATEX 500mLが若干温度の落ちが大きいかな?
アイリスオーヤマの安くて軽い水筒『SB-O 600M』が案外いい数値でした❗
カップヌードル試食試験
試験後のお湯でカップ麺を食べる試験です
・左 カップヌードル(ノーマル):SB-O 600Mのお湯『74.0℃』
・右 カップヌードルシーフード:N-HEATEX 900mLのお湯『88.7℃』
お湯投入後3分で試食
見た目は同じだね😊
カップヌードルの麺は固めですが食べられないことはありませんでした。
固い麺が嫌いな方はもう少々待てば大丈夫かも😓
こちらはN-HEATEX 900mLのお湯ですが沸騰湯と変わらず美味しくいただけました😊
今回の試験は『雪山でカップラーメン食べちゃうぞ計画』を実行するにあたり予備試験でした。
『N-HEATEX 900mL』なら朝入れたお湯でお昼に雪山で美味しくカップヌードルが食べられることが分かりました❗
では次のスキーシーズンで挑戦したいと思います😊
(ヒマな事に全力を尽くすんだよな・・キッチンで訳分からない機械広げて・・😓)