今回は先日撮影した天の川をPCでRAW現像(編集)してみます❗
私が使用するのは『Lightroom - 単体プラン』で『Lightroom CC』ではありません
データをクラウド保存してwindows、ipad、android等々で編集できるものになります。
↑では特に冴えない感じなこの写真を用いてRAW現像してみます。
撮影場所 | 上発知のシダレザクラ 群馬県沼田市 |
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訪問日時 | 2022年4月9日 AM2:03 |
撮影機材 | Z 6II + 『NIKKOR Z 14-30mm f/4 S』、三脚 |
設定 |
・Mモード F4、SS10sec、ISO5000、 焦点距離:35mm換算14mm |
地変線が関東平野の光害で明るくなってます。天の川の下にかかって厄介な状態です。
また地面がひどく黒つぶれ?状態です。
今回紹介のパラメーターは調整しつつの結果になります。
(素人作業です😅)
1.全体の調整(最初に紹介してますが全体の調整をしつつのパラメータ決定)
全体の画像調整になります
・露光量 +1.50 明るさを上げる
・ハイライト ー40 明るい部分のみ暗くする
・シャドウ -16 暗い部分をより暗く、バランス調整
・色かぶり +40 緑ー紫のパラメータ 全体の色を紫寄りに
・自然な彩度 +40 適度な彩度をアップ
・彩度 +50 全ての彩度をアップ
・テクスチャ +35 輪郭を強調して星が目立つようにする、大きいとザラザラ
・明瞭度 +75 エッジ感を強くして星を目立つようにする、大きいとザラザラ
・ノイズ低減 +50 上記設定で画像はボロボロでボロ隠しのためのノイズ低減です(笑)大きすぎるとのっぺりするので注意
・2.天の川部分の編集(天の川のあぶり出し)
マスク(部分的な編集)→円形グラデーションで天の川がある部分を選択します。
上記の赤色部分のみの編集で
・露光量 +0.50 明るさを上げる
・シャドウ +25 暗い部分を明るくして見た目バランスの調整
・色かぶり +25 緑ー紫のパラメータ 紫寄りにして天の川感を強く
・明瞭度 +45 エッジ感を強くして星を目立つようにする
3.空の調整(真っ暗なので明るく調整)
マスク(部分的な編集)→線形グラデーションで暗い空を選択します。
上記の赤色部分のみの編集で
・露光量 +0.50 明るさを上げる
・シャドウ +100(MAX) 暗い空を明るくしてバランスの調整
・テクスチャ +70 輪郭を強調して星が目立つようにする
・明瞭度 +65 エッジ感を強くして星を目立つようにする
4.地面の調整
上記の赤色部分のみの編集で
・露光量 +1.50 明るさを上げる
・シャドウ +25 暗い空を明るくしてバランスの調整
・テクスチャ +40 輪郭を強調して星が目立つようにする
・明瞭度 +10 エッジ感を強くして星を目立つようにする
・ノイズ低減 +60 無理矢理明るくしたガタガタな画像の調整
※地面の様子が浮かび上がればと思いましたが暗すぎて思うような色は出ませんでした・・
5.トリミング
周辺の黒つぶれ状態で修正出来なかった部分を削除します。
6.完成❗
A4での出図を想定した場合とブログで紹介用では仕上げが異なります。
今回は明るくギラギラな雰囲気でブログ紹介を想定しました😊
ちなみに開花前の桜です。もし、開花してたら撮影中に懐中電灯で数秒照らして桜を色を出しましたが今回は桜の木のシャドウでいいと思っての現像です。
↑ブログ紹介では小さい画像で見られる方が多いと思うので若干ガタガタな画像でもOKとしました。
A4以上の大きい写真にプリントするとザラつき、ノイズが目立つのでもっと滑らかな仕上げを目指します。滑らかにすると天の川が目立たなくなるので苦戦します😅
彩度に関してブログでの写真はご覧になる液晶の仕様で見え方が変わるので注意してます。
特に中華系のタブレット等々は彩度が高く表示される傾向でしょうか?PC上の表示と同じではありませんので注意してます。
偽造写真・・😅
編集技術です(笑)ここでの紹介の写真もブログ向けで本気で編集してますが素人編集のつもりで見ていただければと思います😊